当院のご案内
在宅医療とは、【ご自宅で受けられる医療】のことで、主に通院が難しい方が対象となります。当院では、年齢や病気に関わらず、ご自宅で療養している方に診療を行っています。診療計画に基づいた定期往診を中心に、夜間や休日を含む24時間に わたる電話相談、必要時には臨時往診や訪問看護にもお伺いします。また、病状によって入院の必要があると主治医が判断した場合には、責任を持って地域の病院と連携して対応いたします。
「病院に通うのが難しくなってきた」「入院生活はつらい、家に帰って家族と暮らしたい」「最期は自宅で自分らしく過ごしたい」など、さまざまな思いに添えるよう診療所スタッフ一丸となって取り組んでいます。
診療エリア
松戸市南部を対象としています。※詳しい町名についてはお問い合わせください
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費用
- 各種健康保険が適用になります。
【月2回の定期往診を行った場合 1カ月の診療費の目安】
対象者 |
負担割合 |
標準的な診療費 |
高齢者 |
1割 |
6,000円~7,000円 |
一般 |
3割 |
18,000円~21,000円 |
- 治療内容や診療頻度によって負担額が変動します。
- 当院の医療相談員が、医療費や各種制度利用について相談をお受けしています。お気軽にご相談ください。
- 当院は院外処方のため、薬局でお薬代が別途かかります。
- 深夜の時間帯(概ね22:00から6:00まで)に臨時往診・訪問看護を実施した場合は、別途交通費をいただいております。(それ以外の時間帯は基本的に交通費はかかりません。)
診療開始までの流れ
電話でお申込みください。
患者さん・ご家族からの診療のお申し込みをしていただいた上で、導入面接の日程調整をさせて頂きます。診療エリアのお問い合わせや病状・退院後の療養についての相談など、お気軽にご相談下さい。医療相談員が受け付けております。
電話:047-369-1248
受付日時:月~金 午前10時~午後4時
医師・看護師・事務員と今後の療養について
話し合いをします。
導入面接では当院の往診システムや、緊急時の連絡方法、費用等についての説明を行います。また、医師・看護師が患者さんの病状や現在受けている治療、今後の療養生活の希望等についてもお伺いしています。
導入面接には、ご家族に代理でお越しいただくことが可能です。その場合は、ご本人の日頃の療養生活や意思を代弁できるご家族にお願いしています。
【導入面接時の持ち物】
・かかりつけ病院・診療所からの紹介状、お薬手帳など
・健康保険証、介護保険証など
・銀行の届け出印・口座番号が確認できるもの
※診療費をご指定の口座より引き落としでお支払いいただくため必要となります。
ご希望に応じて、訪問看護ステーションやケアマネジャーを紹介します。
退院支援に携わっている医療関係者の方へ
新規で患者様をご紹介いただく場合には、出来るだけ早い時期にまずはお電話でご相談ください。当院MSWが対応いたします。
※患者様の状態によっては貴院の”診療情報提供書”と併せて当院の”診療情報提供シート”の作成もお願いしております。
当院の診療情報提供シートはこちら>>>
保険医療機関における掲示事項
よくある質問
- 往診と定期往診(訪問診療)はどう違うのでしょうか?
-
体の具合が急に悪くなった時に、患者さん(ご家族)から連絡をいただき必要に応じて臨時に行う診療を往診といいます。それに対して、体の具合に関わらず定期的な計画の下に診療することを定期往診(訪問診療)と言います。定期的な診療を行い、日ごろの状態を把握することにより24時間の対応が可能になります。
- 一度も診てもらったことはないのですが、急に具合が悪くなってしまったので今すぐ往診に来てもらえますか?
-
在宅医療には、CTやMRIなどの機器を用いた検査や詳細な診断を行いにくいという弱点があります。そのため、急病時には在宅医療の導入に先立って病院受診をして頂くことをお薦めしています。その後の外来通院が難しい場合には、「診療情報提供書(紹介状)」を病院の先生からいただき、継続した診療を責任をもってお手伝いさせて頂きます。
- 提携している医療機関はありますか?
- 当院ではそれぞれの患者さんのニーズに合わせて、様々な医療機関との連携を行っています。住所や病状によって地域の病院や専門病院を紹介しています。
- 定期往診(訪問診療)で検査はしてもらえますか?
-
ご自宅でも血液検査や尿検査・心電図検査など大型機器の設備が不要な検査は可能です。CTやMRIなどの検査が必要な場合には、主に市内の病院をご紹介しています。
- 病院に通院しながらでも定期往診(訪問診療)をお願いできますか?
- 専門的なことは今まで通り病院の医師に、日常的な相談は診療所の医師にというように、病院にかかりながら当院の定期往診(訪問診療)を受けることも可能です。病状の専門性や通院の難しさに応じて病院と診療所の役割分担をします。
- 往診と訪問看護を一緒にお願いすることはできますか?
- 当院では、地域連携を重視する観点から、患者さんの病状や住所などによってお近くの訪問看護ステーションを紹介させて頂く場合があります。