あおぞら診療所は訪問診療、訪問看護に関する臨床実践、連携、教育、研究、地域活動を行っています

松戸市薬剤師会　在宅医療連携薬局連絡会　合同総会

　平成24年5月に松戸市薬剤師会が、連携拠点事業の世話人会からなる、在宅医療連携薬局連絡会連絡会を、設置しました。連携拠点事業の世話人会が、松戸市薬剤師会の中に公に位置付けられたことは、今後の活動を進めていくうえで大きな意味を持ちます。

　第2回在宅医療連携薬局連絡会は、松戸市薬剤師会と合同総会として開催しました。総会には、連絡会会員の有無に関わらず、365日対応の輪番制による処方箋調剤に興味のある計50薬局62名の方にご参加頂きました。総会ではまず、在宅医療における服薬の問題点から訪問薬剤管理指導の実際、薬剤師の果たすべき役割に関する発表（「在宅医療における薬剤師の現状とこれからについて」）を頂きました。その後、第1回連絡会総会（平成24年1月）で討議した内容をもとに、薬局連絡会世話人会が作成した365日対応を目指した輪番制の原案（「参加要件」、「運用方法」、「麻薬の基本在庫」、「当番薬局に麻薬在庫がない場合の薬局間の連携方法」等）を報告しました。

　最後に、輪番制に登録する医師への協力体制（在宅医必須置き薬、処方の伝達の仕方、緊急薬剤一覧の中からの処方等）について提案しました。全ての発表や提案の後に8名の世話人の方全員と参加者間で、どのようにしたら365日対応を目指した「輪番制による処方箋調剤」を実現することが可能かについて、質疑応答、意見交換を行いました。

　今回のアンケート結果を集約し、世話人会で再度、輪番制のシステムを検討した上で、今年中の輪番制の施行を目指します。

 

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