日時:平成24年2月29日(火)19:00~21:00
場所:松戸商工会議所
参加人数:103名
第4回多職種合同カンファレンスでは、参加申し込み時に第1回で整理した『松戸市の在宅医療の課題』の11テーマから議論したいテーマを選択してもらい、特に要望の多かった「専門職間の連携」「本人・家族に関する課題」「在宅医療を支える地域資源」の3つのテーマに絞り討論をしました。
具体的には各課題の解決策について、“明日からできること”、“1年以内に達成できること”、“大きな枠組みの変更が要すること”の3つの階層を設定して、まず個人で解決策のアイディアをポストイットに記入してもらいました。その後、個人で書いたポストイットを各グループごとに表に貼りながら、議論を行いました。参加者からは、「(連携について)顔の見える関係づくりを強化する」「定期的に多職種で集まる機会(カンファレンスなど)をつくる」「(介護力不足に対して)元気な高齢者が介護に参加して相互に助け合うシステムを作る」などの解決策が挙がりました(『解決策のまとめ』参照)。
今回、各課題の解決策を3つの階層に分けて整理することにより、解決策をただ漠然と考えるのではなく、「個人」あるいは「地域全体」としてできることを具体化し、地道な努力や協力体制を整えることで地域の在宅医療の推進に繋がる方向性を探ることができました。
多職種によるグループディスカッションの様子 |
グループディスカッションの結果 |