第8回多職種合同カンファレンス

日時:平成25年2月14日(木)18:40~21:00
場所:松戸商工会議所 5F 大会議室
参加人数:125名

 IPW(Inter-Professional Working多職種協働)をテーマに据え、第8回多職種合同カンファレンスを開催しました。通常よりも20分開会時間を早め、昨年国立長寿医療センターが制作したDVD教材『在宅医療の風』(当院が制作協力)を放映し、在宅医療の実際について改めてイメージを共有しました。次に、昨年当カンファレンスにご参加の皆様にご協力いただきました専門職種のイメージに関するアンケート結果を踏まえ、各医療従事者(医療職並びに介護職)の専門性が、他職種からどのようなイメージがもたれており、カンファレンスへの参加を通じてそれらがどのように変化したかについて、当院スタッフより報告しました。

 当日は、専門職の特性と重要性を他の職種の方々に理解してもらうため、まず全9職種のみなさまに同職種ごとに専14のグループに分かれて頂きました。自分たちの職種の専門性のアピールポイントを同職種間で討議しました。グループは以下のように構成しました。

① 病院スタッフ(2グループ)
② 診療所スタッフ(1グループ)
③ 歯科医師・歯科衛生士(2グループ)
④ 薬剤師(3グループ)
⑤ 訪問看護師(1グループ)
⑥ セラピスト(1グループ)
⑦ ケアマネジャー(2グループ)
⑧ 介護職(1グル―プ)
⑨ 市役所・地域包括・民政委員(1グループ)

 討議のポイントを「伝えたい私の専門性」とし、ワークシートを用いてグループ毎に他職種に伝えたい専門性を3つに集約するようお願いしました。

 続いて、6~8職種からなる多職種で構成される14のグループに着席位置を移動していただき、各自がグループ内の他職種に向けて自分の職種のPRを行いました。最後に、各職種のPRを聞いてこれまで以上に連携したいと思うようになった3職種を選んでいただき、会場に設置した投票所で投票していただきました。尚、イベント当日がバレンタインデーであったため、投票にはチロルチョコを用いて余興の意味も兼ねて行ないました。結果は1位から9位まで非常に僅差となりましたが、今後一層連携したいと思うようになった職種の1位は歯科医師・歯科衛生士、2位は看護師、3位はケアマネジャーとなりました。また注目すべき点として、‘市役所・地域包括・民政委員’から出席者は5名と出席者全体に占める割合は最も少ないにも関わらず高得点を得ました。行政と他職種が今後さらに連携を深めていくことが重要であることが分かりました。

作戦タイム
PRタイム
投票1
投票2
全体共有
 

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