第6回多職種合同カンファレンス

日時:平成24年7月31日(火)19:00~21:00
場所:松戸商工会議所
参加人数:111名

 第6回多職種合同カンファレンスでは、地域包括ケアの時代における訪問看護の役割をテーマに据え、講演会とグループディスカッションを行いました。

 第1部では、長年にわたり訪問看護の第一線で活躍されてきた秋山正子氏(東京・白十字訪問看護ステーション代表取締役)をお招きして、「地域包括ケアの時代に~予防から看取りまで~」と題した講演会を行いました。寿命が延びたことで、病気や障害を抱えながらも活き活きと生き、穏やかに人生を終えるための、支える医療の重要性は高まる一方です。そうした状況は、医療と介護が連携しながら、多くの仲間とチームを組むことで実現可能であるということを、映像も交えながら、実例に沿って、お話いただきました。

 第2部では、秋山氏の講演を踏まえ、スモールグループに分かれ、訪問看護の役割について、参加者間でより現場の視点にたったディスカッションを行いました。参加者からは、‘自分で訪問看護を行っていると案外、問題点を見落としているなと気付きました’、‘多職種でのディスカッションは、知らない自分や気付かなかった訪看の役割を知る良い機会になっていると感じます’といった意見が寄せられました。訪問看護の重要性や役割に関して新たな気づきが多くあり、多職種の参加者にとって、訪問看護に関する一層の理解を深める機会になりました。


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